Excelのバージョンは「Microsoft 365」になります。
設定は難しい面もありますが、ちょっとがんばるとこのようなカレンダーが自動で作れるようになります。
1回作っておくとずっと使い回せるので便利です。
まずは、エクセルに年、月、曜日を入力して、簡単な表を作成します。
私は後から1行目にタイトルを入れたいので空白にして「年はセルH1」「月はセルI1」に設けました。
尚、数値は配置場所により変わります。設定方法は複数ありますのでご自分のやりやすい方法で行ってください。
1.DATA関数を設ける
セル「J1」にポインタを置いたまま、右上にある「Σ(シグマ)」をクリックします。
「その他の関数」をクリックします。
検索窓に「DATE」と入力し「検索開始」をクリックし、表示された「DATE」→「OK」をクリックします。
年月の欄には年と月を入力したセルを入力し、日の欄には「1」と入力し、「OK」をクリック。
※もしくは、セルに直接
=DATE(H1,C1,1)
(=DATE(年のセル,月のセル,初日を表す1)
と入力するとDATA関数が設定されます。この後はこの関数を元に設定していきます。
2.WEEKDAY関数を設ける
A3のセルに、
=$J$1-WEEKDAY($J$1)+1
と入力し、先ほど設定したDATA関数を適用させると、エクセルで用いられる「$」は絶対参照となり「$」で囲むことにより全固定され日付のズレを防ぎます。
セルA3にJ1を元に算出された日付が表示されました。
3.日付だけ表示させる
日付を右クリック→「セルの書式設定」を開きます。
表示形式→ユーザー定義を開いたら「d」と入力し「OK」をクリック。
日付だけ表示されました。
4.日付を自動で入力する
「オートフィル機能」を使います。
先ほど表示させた日付の隣「セルB3」に
=A3+1
と入力します。
「セルB3」に日付が連番で表示されました。
次に「セルB3」の右下にカーソルを当てたまま右にドラッグします。
自動的に日にちが連番で表示されました。
次に、「セルA3」の下にある「セルA4」に
=G3+1
と入力して「前の週の土曜+1」の数式を埋め込みます。
次に「セルB4」に「=A4+1」と入力しエンター。
次に「セルB4」の右下にカーソルを当てたまま右にドラッグ。
次に「セルA4」の列を選択し「セルG4」の右下にカーソルを当てたまま下にドラッグします。
全て入力され、カレンダーらしくなりました。
5.MONTH関数で当月以外の日にちを消す
日付を全て選択したら「条件付き書式→新しいルール」を開きます。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックしたら、
=MONTH(A3)<>$I$1
と入力し、書式ボタンをクリックします(※=MOUTH(月初めのセル)<>
月の絶対参照)。
色を「白」を選択して「OK」をクリック。
「OK」をクリック。
当月以外の日付が消えました。
これで完成!